ウランバーナ

ご先祖さま大ピンチです‼️


『お盆』は日本のことばではありません。


サンスクリット語で、「ウランバーナ」と読み、漢字で「盂蘭盆」(うらぼん)と音写されています。


意味はなんと、「逆さ吊りの苦しみ」


古代インドでは生き物が亡くなったら、5つの世界に輪廻するといわれております。


ある日お釈迦さんの弟子が、亡くなったお母さんがどうなっているか気になり神通力で覗いてみると、なんと餓鬼道に落ちているではありませんか!


しかも逆さに吊るされて、苦しんでいたのです!


そこで母親を救うにはどうしたらよいかお釈迦さんに聞いたところ、餓鬼道に堕ちた母親のために供養しなさいということで、施餓鬼(せがき)をするようになりました。


この由来により、現在でも皆さんのご先祖さんのなかには必ず餓鬼道に堕ちている人もいらっしゃる、ということで、先祖供養のひとつとして夏にお施餓鬼をするようになったのです。


お盆はしっかりとご先祖さまを供養しましょうね。

若狭の潮音院

臨済宗 潮音院のご案内 檀家様のご先祖を護りながら、幅広く参拝者にお越しいただき、各種サービス、体験などを行っております。

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